事例2:地質調査用ボーリング逆止弁
こちらの製品は地質調査のボーリングで使用される逆止弁です。
【問題点】
この逆止弁は、もともとステンレス製で作られており、製品自体が高価になることから、
その当時は使い捨てではなく、洗浄し繰り返し使用していました。
しかし、形状が鋭利であるため、洗浄の際に怪我を負ってしまったり、
また洗い残しが地質調査の精度上問題となっておりました。
【解決策】
低コストを図るため、弊社から樹脂化をご提案させていただきました。
これにより使い捨てが可能になり、怪我を負うこともなく、
また、地質調査の精度も向上しました。
さらに弊社では樹脂化に併せ、形状にも一工夫いたしました。
製品の内側に斜めのスリットを刻むことにより、弁が閉まる際、
カメラのシャッターが閉じるときのように、斜めにきれいに折り込まれていくようになり、
弁としての機能性も向上しました。